本多勝一です。「歴史の事実 南京百人斬り競争」をご覧になっていかがでしたか。
この裁判の本質については、「南京大虐殺を否定したい偽右翼集団の総攻撃を受けて」と題して「週刊金曜日」7月18日号に書きましたので
ここに掲載させていただきます。
この裁判を起こした側が、「百人斬り」を否定し、もって南京大虐殺を否定し、さらにはこの日本の侵略そのものを否定する立場に立っている以上、私個人の問題を超えて、この裁判は過去の事実にどのように向かい合うのかが問われているといえるでしょう。
この「歴史の事実 南京百人斬り競争」を通じて、多くの方が裁判支援の輪に加わってくださることを願ってやみません。相手方(つまり提訴した侵略否定側)は前回傍聴者を大動員したのでクジ引きになりました。次回は大きな法廷になって傍聴席も広くなるようです。