一審は勝訴しました。原告の請求は全て棄却されました。
東京地裁判決要旨
以下、弁護団からのコメントです。
- 原告らの請求をすべて棄却した全面勝訴判決である。
- 数々の第1級の証拠により原告らの「『百人斬り競争』は虚偽である」との主張を排斥したものであり,証拠による事実認定が全面勝訴をもたらした。
- 既に社会的に決着がついていた問題を蒸し返し,誤った歴史認識を広げようとする悪しき企みが失敗した。本判決により,据え者斬りという「百人斬り競争」の歴史事実が一層明らかとなった。
以下、判決を受けての被告本多勝一さんのコメントです。
- 本日の勝訴判決は,全く当然の結果にすぎない。
- 「100人斬り競争」が行われたことは,もともと歴史上の事実であって,疑問の余地はなかった。
- 本来歴史上のテーマに属することを裁判の対象とした原告側の意図は,この事実を否定することで南京大虐殺全体を否定し,さらには日本の中国侵略そのものを否定しようとするものだった。その陰謀が破綻したことになる。
- この訴訟には感謝すべき一面もあった。即ち,新しい事実や資料が出てきて,この歴史的事実がますます確実に固められた点である。
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