Home arrow ニュース arrow 『南京大虐殺否定論13のウソ』の13年 ~南京大虐殺から日中関係を考える~
『南京大虐殺否定論13のウソ』の13年 ~南京大虐殺から日中関係を考える~
 「南京への道・史実を守る会」は、下記の通り、講演会&パネルディスカッションを企画しました。
 否定論を粉砕した『南京大虐殺否定論13のウソ』(柏書房)刊行から13年目の今年、河村名古屋市長より否定発言が放たれ、またしても日中関係を損なう大問題を引き起こされました。
 日中国交正常化40周年に当たる年に、南京事件否定論、そして尖閣諸島問題で揺れ動く日中関係をともに考えたいと思います。

 是非とも、お誘い合わせの上、ご参加をお願い申し上げます。

『南京大虐殺否定論13のウソ』の13年
 ~南京大虐殺から日中関係を考える~


日時 2012年12月9日(日)
  開場 午後1時30分 開演 午後2時00分

会場 文京区民センター 2-A会議室(210名)
     都営三田線・大江戸線「春日駅」
     東京メトロ丸ノ内線・南北線「後楽園駅」

参加費 500円


■講演会
  笠原十九司さん(都留文科大学名誉教授)
  井上久士さん(駿河台大学教授)
  渡邊春己さん(弁護士)

■パネルディスカッション
  司会:大谷猛夫さん
 (中国人戦争被害者の要求を支える会・事務局長)


主催:南京への道・史実を守る会

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≪イベント趣意≫
(1)河村たかし名古屋市長発言
 日中国交回復40年の今年、またも南京事件否定論が繰り返されました。2月に名古屋市を訪問した南京市共産党訪日団に対し、河村たかし市長が「南京事件はなかった」旨の発言を行い、以降、名古屋市と南京市との交流が中止され、日中の友好関係に大きな亀裂を生じたことは、メディアでも大きく報道されたとおりです。

 河村市長は国会議員在職中の際、南京事件に関して質問主意書を提出しています(平成十八年六月十三日提出「いわゆる南京大虐殺の再検証に関する質問主意書」)。この質問主意書では、いわゆる南京事件否定論が述べられています。伍長だった亡父が終戦直後南京市で手厚くもてなされこと述べた上で東中野修道氏の見解を示し、「新たな研究成果を、政府は把握し歴史の再検証作業を行っているか否か」を問うものです。

(2)『南京大虐殺否定論13のウソ』
 これまで、洞富雄先生の『南京大虐殺 「まぼろし」化工作批判 』(現代史出版会、1975)から始まり、『南京事件を考える』(藤原彰ほか、大月書店、1987年)、『南京大虐殺の現場へ』(洞富雄ほか、朝日新聞社、1988年)、『南京大虐殺の研究』(洞富雄ほか、晩声社、1992年)など、南京事件否定論に対する批判本は多く出版されました。これら否定論批判によって、否定論の論拠は否定され、その論理の多くが破綻しました。

 ところが、いわゆる「自由主義史観」が持て囃された90年代後半、論理的には破綻したはずの南京事件否定論が、またもマスコミに登場するようになりました。東中野修道氏をはじめとし、藤岡信勝、鈴木明、小林よしのりなどです。

 この様な否定論に対し、1999年に刊行のがされた『南京大虐殺否定論13のウソ』です。同書は、否定論を真正面から徹底的に批判したものとして、論争上、大きなインパクトを与えました。未だもって否定論側からこの批判に対して、まともな反論はありません。

(3)イベントについて
 『南京大虐殺否定論13のウソ』出版から早13年目となります。この間、多くの識者の方々から、否定論批判が続けられてきました。私たち「南京への道・史実を守る会」でも、これまでに学習会や講演会、または映画上映会などを通じて、南京事件の歴史事実を周知させる運動を進めてきました。しかし、河村発言に見られるように、未だに否定論が世間に大きな影響を与えていることは否めません。

 この度、「『南京大虐殺否定論13のウソ』の13年」と題し、講演会・パネルディスカッションを企画しました。このイベントを通じ、『否定論13のウソ』以降の南京事件の研究、否定論の動向、否定論への理論面での批判などを再確認し、また、河村知事の発言に対する批判や、繰り返される否定論へ如何に対応すべきか、そして、日中友好関係の今後を考える機会にできればと思います。

以上

最終更新日 ( 2012/12/08 土曜日 23:26:04 PST )
 
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