夏淑琴さん名誉毀損裁判 大勝利記念集会のお知らせ
南京大虐殺の被害者・夏淑琴さんに対する名誉既存裁判は、今年の2月5日、2月5日、最高裁第一小法廷より棄却する決定を受け、最高裁での勝利が確定しました。 この勝利判決を祝して、中国より原告の夏淑琴さんをお招きし、勝利報告集会を開催いたします。 ご支援くださった皆様とともに、この裁判の意義を確認し、そして勝利をお祝いしたいと思います。 ■日時 7月5日(日) 午後1時30分~4時30分 ■場所 江東区豊洲文化センター 第5・第6会議室 地下鉄メトロ有楽町線 豊洲駅徒歩2分 http://www.kcf.or.jp/toyosu/map.html ■参加費 800円 ■お問い合せ 事務局・荒川 090-3801-7184
▽南京大虐殺の被害者・夏淑琴さん 1937年12月13日、南京での凄惨な虐殺が巻き起こる中、日本軍によって夏淑琴さんの家族、そして隣家の人々が、夏淑琴さん(当時八歳)とその妹(当時四歳)を除いて皆殺しされました。夏さんご自身も日本軍に銃剣で刺されるなどの被害を受けましたが、妹とともに、奇跡的な生還を遂げました。 ▽夏淑琴さん名誉毀損裁判とは? 南京大虐殺否定派の中心人物である東中野修道氏(亜細亜大学教授)は、『「南京虐殺」の徹底検証』(展転社、1998年)で、夏さんを強引な理屈で「ニセ証人」だと侮辱しました。 この事実を知った夏さんは、00年11月、中国・南京で名誉毀損訴訟を起こしました。東中野氏と松村俊夫氏及び展転社を被告とした裁判でしたが、被告人らは代理人も立てず、一度も出廷することなく敗訴が決定しました。 この中国での訴訟に対し、05年1月、東中野氏と展転社は、中国の裁判での賠償金支払い命令に関し、日本国内での支払い義務がないことを確認する「債務不存在確認訴訟」を起こします。 この訴訟に対し、06年5月、夏淑琴さんが原告となり、東中野修道と展転社を被告とし、反訴として名誉毀損訴訟を提起し、国内で本格的に裁判で戦うことになりました。 ▽判決の内容 一審では、ほぼ原告側の主張を認め、東中野氏と展転社に対して350万円、東中野氏に対し50万円、総額400万円の支払いを命じる判決が下されました。 しかし、注目すべきは金額もさることながら、判決文で東中野氏の研究姿勢について 「被告東中野の原資料の解釈はおよそ妥当なものとは言い難く、学問研究の成果というに値しないと言っても過言ではない」 と厳しく断じている点です。 二審の東京高裁では被告・原告ともに控訴を棄却、最高裁でも被告の上告を棄却したことにより、一審でのほぼ完全な形の勝利判決が確定しました。 ---------- 事実・COM(南京への道・史実を守る会公式HP) http://jijitu.com/ http://andesfolklore.hp.infoseek.co.jp/intisol/hyakunin/guardahistoria.htm
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最終更新日 ( 2009/06/05 金曜日 23:18:53 PDT )
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